Creative ZEN のファームウエアをアップデートしようとしたところ、アップデートプログラムのプログレスバーが最後までいかずにハングアップ状態になった。ググってみても、何の手がかりもなく、Creative の米国向けサイトでやっと復旧方法が分かったので、これからトラブルに会う誰かのためにメモを残す。
始めに断っておくと、アップデータはハングアップしているように見えたが、結局はアップデートに成功していたようだ。しかし、プログラムが終了しないので、アップデートの成否が確認できない。なお、以下は Windows XP からのアップデートについて記述する。
1)ファームウエアアップデータを Creative のサイトからダウンロードする。
今回使用したのは、ZEN_PCFW_L22_1_21_03.exe 。
2)Creative ZEN をリカバリモードで起動する
・プレイボタンを押しっぱなしにする(リカバリモード画面がでるまでずっと)
・リセットボタンを押す(クリップを伸ばして、RESET と書かれた穴の中を押す)
・電源スイッチを、USB コネクタの方へ一度だけスライドさせる
・リカバリモードで起動する(プレイボタンは離してよい)
3)リカバリモードメニューからファームウエア再ロードを選択する
・「Reload Firmware」を選択する
4)Creative ZEN を、USB ケーブルで Windows PC へつなぐ
5)ファームウエアアップデータを起動する
ZEN_PCFW_L22_1_21_03.exe をダブルクリック
6)アップデート完了を待つ
Creative ZEN の画面に、「Firmware updated」と表示されれば完了
この時、ファームウエアアップデータのプログレスバーは完了していないが
USB ケーブルを抜いても構わない
ファームウエアアップデータは、タスクマネージャから強制終了させる
7)Creative ZEN の電源を一度切って再度入れる
リビルドが始まるので完了まで待つ
言語設定がデフォルト(英語)に戻るので、「system」>「Language: English」とたどって「日本語」に設定しなおす
結局のところ、正常終了しないアップデータ自体に問題があるわけで、Creative さんにはどうにかして欲しいところだ。
2009年5月17日日曜日
Creative ZEN のファームウエアアップデート
ラベル: 雑記
2009年4月27日月曜日
コツコツやる人間がバカをみる世の中は滅びるよ
Business Media 誠:「コツコツやる人間がバカをみる世の中は滅びるよ」――岡野工業の岡野雅行社長
そうだ! その通りだ。常日頃から全く同じ意見を持ちながら、なんともできない自分にモンモンとしていたところに、日本刀のような鋭さでバッサリ斬り捨てる社長の言葉に溜飲を下げた。
戦後の復興期は、官僚主導で様々な国策が展開され、それが功を奏し高度経済成長をもたらした。
だが、官僚主導が必須だったわけではないだろう。国民全体が一丸となって、焦土と化したわが国を、なんとかして復興させなければならないという気概が、官にも民にもみなぎっていたからこそ成し得た復興だったのだと信じる。
しかし、現在の官僚はどうだ? 少しでも国を良くしていこうという気概はあるのか?
もちろん、一部の官僚はそうだろう。しかし、大多数の官僚はそうではない。在職中に、どれだけの天下り先を準備できて、どれだけ美味い汁が吸えるかを競争している魑魅魍魎達が、その実体なのではないか?
頭はいいけど、利口じゃあないこれは、名言だ。ペーパーテストで良い点を取っていさえすれば官僚になれる。しかし、この世界規模の不況を乗り切る手段を生み出す術を持たない。なぜなら、教科書に書いてないから。定額給付金なんかバラまいてる場合じゃない。「生き金」でないとダメだという社長の言葉が印象的だ。
人間、額に汗して働くことや、ものづくりを忘れて、楽な金もうけに走ったらおしまいなんだよ。こんな当たり前の事を忘れている人間は多い。デイトレードで、PC の前に座ってマウスをペチペチやって、数億円動かしましたと偉ぶっている輩がいるが、その株の価値の上げ下げは、あんたのマウスクリックなんかじゃなくて、株の価値、言い換えると額に汗して開発した商品やサービスが、世間に「有益である」と認められた時に決まるものなんだよ。
そこをすっとばして、マネーゲームに浮かれてる場合か? 額に汗しているものに対する尊敬の念が全く無い。
このようなことを書くと「株で資金を集められなければ、商売もままならないだろう」と反論があるわけだが、投機目的の株売買に、そんな高尚な意味があるとは到底思えない。
大人がこのような体たらくなので、その子供たちもご想像のとおりだ。「高校受験勉強は3ヶ月前から」とかワケの分からない言葉を耳にした。確かに合格が目的ならそれでいいだろう。しかし、そのような急ごしらえの学力などは、あっという間に剥げ落ちる。たとえ合格できても、後で苦労する。
毎日、コツコツと地道に積み上げていく学習こそが、受験合格の王道ではないのか? 直前になってから。しかも塾だのみ。
親におおいに問題ありだ。塾に通わせていれば、とりあえず安心する。勉強させていると、安心する。
しかし、言わせてもらえば、勉強ができるヤツは、塾に行こうが行くまいがやっぱり勉強ができる。反対に、勉強できないヤツは、塾にいってもやっぱりできない。極論すれば、学力はカネなんかでは買えない。
勉強ができるとは、単にいい点数を取る、という意味ではない。勉強をする習慣がある。勉強の仕方を知っている。自分の知識欲を満たすためにやっている。成功した時の達成感を味わっている。それらの全てだ。
諸外国から、「勤勉な日本人」と賞賛された日は、遠い昔話になってしまったのか?
ラベル: 雑記
2009年4月13日月曜日
原発配管溶接データ改ざん 浜岡・島根の2基、日立発表
asahi.com(朝日新聞社):原発配管溶接データ改ざん 浜岡・島根の2基、日立発表 - 社会
日本という国におけるモラルハザードが叫ばれ始めて久しい。一般人ならまだしも、他の職業より高い倫理観を求めらる「先生」と呼ばれる職業の人間が、痴漢や盗撮や淫行などで逮捕されたと報道されない日は無いのではないか?
日立製作所などによると、二つの改ざんは同じ作業員によるもので「機器の操作ミスで、温度が下がった。翌日から休暇の予定だったため、追加作業をしたくなかった」と話しているという。
ありえない。原発関連の仕事であれば、一歩間違えば多くの命を危険にさらす事になりかねないと、作業している自分自身が一番良く理解しているのではないか? そんなことより自分の都合が優先するのか?
ふと思ったが、これは単純に個人の問題なのだろうか? もっと問題なのは、データ改ざんが設置後に発覚していることだ。なぜ事前に発見できなかったのか? 二重三重のチェック体制は無いのか?
経産省が厳重注意文書を出す、とあるが、経産省には問題は全く無かったのか? そんな体たらくで国民の安全を保障できるのか? 原発安全神話は、本当に神話で終わってしまうのだろうか?
【追記】
「モラルハザード」は、もともと別の意味をもつらしいが、「倫理崩壊」という意味で使っている。ご容赦いただきたい。
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