2009年2月7日土曜日

パブリックコメントなど、どうでも良いという事か?

厚労省、意見公募やりっ放し 早大院生の指摘で結果公表

 度々感じるのだが、霞ヶ関のお役人たちは公務員であることをお忘れではないか? 公務員は公僕とも表現されることがある。というか「公務員=公僕」という式は常に成り立つものだと思っていたが、実際はそうではないらしい。

 省庁管轄関係の利権団体を作り、定年を待たずに退職しそこへ就職、多額の退職金をせしめて別の利権団体へ、という道筋をいかに確保できるのかに血道を上げているらしい。もちろん、地道に真面目に公僕であることに専念している方もいらっしゃるだろう。が、しかし、霞ヶ関全体がそうではない事は自明だ。

「担当課は失念していたのかもしれないが、それをチェックする体制がなかったのも反省点」

 失念で済まされるんだね。行政手続法とやらの違反になるらしいから、一般企業であればヘタすれば解雇ものの失態だよね。きちんと処分して欲しいよね。それとも、あれですか? パブコメごときでガタガタぬかすな的なスタンスですか? 国民をなめてもらっちゃ困るね。

 仕事しないんだったらさ、さっさと辞めろよ。税金の無駄だ。

 思い返せば、一昨年の文化庁のパブコメ募集の対応はきっちりしたものだったんだね。公開資料に、オレが提出したコメントがしっかりと載ってて、ああ、本当にチェックしてくれてるんだって少し驚いたことを思い出したよ。そして、その点に関してだけは、文化庁偉いと思う。