2008年4月28日月曜日

[ MIAU ] シンポジウム「青少年ネット規制法について考える」を開催

シンポジウム「青少年ネット規制法について考える」
http://miau.jp/1209319200.phtml

 あちこちで、法案反対の声が上がっている中で、MIAU がシンポジウムを開催する。普段、ネットで情報をかき集めている方も、可能であれば、こういう場に実際に出向いてみて、様々な意見を直接自分の耳で聞くという事も大事じゃないだろうか。

 一人でも多くの参加者が集まり、有意義なシンポジウムになりますように。

2008年4月26日土曜日

2011年の地上波アナログ終了、TV画面スーパーで周知

2011年の地上波アナログ終了、TV画面スーパーで周知
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080425-OYT1T00669.htm

 いや、それ迷惑だから、やめて。

 地上デジタル放送対応テレビの普及が思ったより進まないんで、アナログ放送を視聴し続けている国民へ嫌がらせをしたいわけだよね。B-CAS とか分けわかんないカードがないと見れないテレビに強制的に買い替えさせられるわけだよね。

 日本放送協会と、WOWOWと、東芝と、松下電器産業(パナソニック)と、日立製作所と、NTT東日本が主な株主になっている、単なるいち企業が管理しているプラスチックのカードを、国民すべてのテレビにつけさせて、つけなければ見れなくするんだよね。シロウト考えでも、これって「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」に違反してるよね。

 Wikipedia によると、

事業者が、単独に、又は他の事業者と結合し、若しくは通謀し、その他いかなる方法をもってするかを問わず、他の事業者の事業活動を排除し、又は支配することにより、公共の利益に反して、一定の取引分野における競争を実質的に制限することを言う(2条5項)
と書いてあるんだけど、これに全く抵触してないんですか?

 たとえ地上デジタル放送に完全移行できたとして、現行のアナログ放送テレビは粗大ゴミ化するんだけど、その対策は練られてるんですか? 現行、テレビはユーザーがリサイクル費用を払って再資源化することになってるんだけど、一気に大量発生するゴミ(アナログテレビ)を全部処理し終わるのに、何年かかると見積もってるんですか?

 いくらなんでも、無策過ぎ。

地上デジタル放送FAQ ← 参考サイト
http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/faq.html

2008年4月23日水曜日

[ MIAU ] 「かぐや」高画質動画インターネット公開について NHK より回答あり

NHKより質問状へのご回答をいただきました
http://miau.jp/1208959200.phtml

 4月11日には回答が届いていたらしい。予想していたのは「回答期限が過ぎても無視を決め込む」だったので、ちょっと意外だった。NHK って、けっこうまともな団体なのかもしれない。

 回答の要点は以下のとおり。

・高画質動画をインターネットで公開をしない理由
 →高画質のストリーミングを行うデータ転送容量が無い

 いやいやいや…。NHK さまほど、運営資金が潤沢な団体が、ネット回線を準備できないってウソくさいですよ。

・NHK と JAXA の間で、どのような取り決めがあるか
 →商業利用以外は無償

 うーんと、商業利用は有償ってことは、要するに、パッケージ販売を希望する会社には金さえ積めば売るってこと? でも、それを買うのは、受信料を払っている国民だよね。アニメ番組のパッケージ販売とは、ワケが違うと思うんだけど。

・高画質動画のネット公開の計画と、学術機関への資料提供の実績
 →学術機関への資料提供は、さまざまな方面へ行っている
 →ネット公開は前向きに検討

 「前向きに検討」って「本当は検討する気なんかないけど、いちおう考えとくね」って意味の常套句じゃないの? 全く持って説得力なし。
 いっぽう、学術機関への資料提供は、地道にやっているみたいで、そこはしっかりと公共放送事業者としての責任を全うしていると評価できる。NASA にも提供してるんだね。なんか、ちょっと誇らしいよ、日本人として。

ディスカバリーチャンネル・カナダの件について言及されてなかったけど、無かったことになってるんだろうか?

[ MIAU ] 青少年ネット規制法に反対する共同声明を発表

共同声明:私たちは青少年ネット規制法案に反対します
http://miau.jp/1208861775.phtml

「青少年ネット規制法に反対します」――MIAUとWIDEプロジェクトなど共同声明
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/22/news116.html

MIAUなど12の団体・個人が“青少年ネット規制法案”に反対声明
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/04/22/19327.html

 MIAU は、既に「青少年ネット規制法案」に対し問題点を指摘していたが、ここにきて強力な賛同者を得た。注目すべきは、ミスター・インターネットこと、村井純慶応義塾大学教授率いる WIDE プロジェクトが、賛同団体として名を連ねていることだ。日本のインターネット草創期を支えた団体だ。

声明の要点は、

 ・法案は、インターネットに過度の規制をかけることになり、国民の対応コストが甚大となる
 ・有害情報への対応は、まず、青少年の情報リテラシーを向上させることが先決である
 ・国家による統制ではなく、民間の自主規制に任せるべき

の3点となるか。

 自分は「情報リテラシー向上案」には強く賛成する。国内において、パソコンが文字通り「パーソナル」になりえたのは、Windows95 が発売されてインターネットの商利用が本格的になり始めた頃からだ。それを考えると、パソコンが市民権を得て、高々12,3年というところではないだろうか。かつては、情報リテラシーとはパソコンの使い方を、言い換えるなら Windows や、ワードやエクセルの使い方を知っていることと同義であっただろう。しかし、本来の意味合いである、インターネットの「使い方」や「流儀」を心得ている者がどれだけ居るのか、という話だ。

 新しいテクノロジーが社会に出現すると、まず拒絶反応を示すのは、ロートル連中だ。決して肉体的な老化を指し示しているわけではなく、脳みそ、つまり考え方が硬直してもはや機能していない連中を指す。何か、得たいの知れないものが登場すると、対処しきれずにとりあえず見えなくしようとする。

 冗談ではない。インターネットは犯罪者の温床ではない。インターネットは、得たいの知れないサイバー空間などではなく、コンピューター同士をつなぐネットワークにしか過ぎない。ただ、そのネットワークの先にぶら下がったコンピューターのモニターの前に、生身の人間が座っているという事実があるだけだ。結局、リアル社会の射影でしかないのだ。

 であるならば、「知らない人に声をかけられても、ついていってはいけません」というリアル社会の危機管理教育のインターネットバージョンをきちんと準備すべきだ。人手が足りなければ、インターネットで呼びかけろ。善意の住人が、多くの知恵と力を貸してくれるだろう。

 もちろん、オレも協力する。つまらない権力の横暴に、だまって指をくわえているわけにはいかない。

2008年4月18日金曜日

観測史上で最重量のブラックホール発見

太陽の180億倍、観測史上で最重量のブラックホール発見
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080417-OYT1T00410.htm

 そもそも全てを飲み込んでしまうブラックホールは直接観測できないそうだ。光をも飲み込むのだから、当然といえばそれまで。が、しかし、自然科学の基本は「客観的な観測データ」である。ブックホールの存在は、それ自体が周辺宇宙に及ぼす影響から「計算上存在する」と認定を受けている状況らしい。そこがブラックホールの面白さでもある。

 さて、記事にあるブラックホールだが、観測史上最も重いそうだ。太陽の180億倍とは何キログラムなんだ、と、想像の枠をはるかに超えている。「観測史上」であるから、観測機器の性能向上に伴って、記録がどんどん塗り替えられていくであろうことは想像に難くない。

 では、理論上最も重いブラックホールの重さはいったい何キログラムなんだろうか? 宇宙物理学を研究しているわけでもない身には見当もつかないが、シロウト考察で導くならば、宇宙がビッグバンで「始まった」時点の宇宙の重さが、理論上最も重いブラックホールの重さではないだろうか?

 逆に、最も軽いブラックホールとはどんなものだろう? 理論上ではマイクロブラックホールは存在するが、すぐに「蒸発」してしまうらしい。「蒸発」の意味が分かりかねるが、とにかくそういうことらしい。ホーキング博士に解説してもらおう。

 発見されたブラックホールは、別のブラックホールが周回軌道をとっているという点で、これもまた非常に珍しい天体と言えるのではないだろうか? 直径2兆キロを12年周期で回っているらしい。時速何キロなんだろう?

 問題を単純化するために、直径2兆キロの正円軌道だとすると、算数でならった円周の計算式から、次のようになる。

  軌道の道のりは、2兆キロ x π = 6.283兆キロ
  12年は、秒数に換算すると、12 x 365 x 24 x 60 x 60 = 378432000 秒
  距離を時間で割ると速度になる。
  6.283兆キロ ÷ 378432000 秒 = 16603.2 km/s

 おおう。秒速1.6万キロ。何か計算間違ってない? 光の速度が秒速約30万キロなのを考えると、それほどの数値ではないかもしれないが、実生活の尺度で考えればケタ違いな速度と言える。実際には長径を2兆キロとする楕円軌道だろうから、これよりは幾分は小さな値になるだろうけど、それでも相当にケタ違いな速度であることには変わりない。

 宇宙っておもしろいな。

2008年4月11日金曜日

[ JAXA ] JAXA が「かぐや」のHDTV月映像をネットで公開

月周回衛星かぐや画像ギャラリー
http://wms.selene.jaxa.jp/index_j.html

>ハイビジョンカメラがとらえた、地球の出と入りの DVD 品質で MPEG ダウンロード可能な動画を追加しました。

サイズ 720x480 とはいえ、これまで公開されていたものに比べれば格段に高画質のものであり、HDTV映像公開に関して大きく一歩前進したと言える。(本当は、フルハイビジョン映像が欲しいところだが…)

今回の公開は、MIAU が NHK へ宛てた公開質問状が少なからず影響を与えたと考えていいだろう。この調子で、公開をどんどん進めていってもらいたいところだ。

>今後とも、NHKと協力しながら、高解像度のHDTV映像を掲載していくように努力していくつもりです。

…という一文が、JAXA が抱える悩ましき事情が存在することを物語っている。もちろん、それは NHK に他ならないのだが、NHK から MIAU に対する公開質問状の返答はまだ返ってきてないようだ。本当に一ヶ月で返答が来るのだろうか?

2008年4月9日水曜日

[ MIAU ] 青少年ネット規制法案についてのプレスリリース

MIAU 大本営発表あり。

青少年ネット規制法案についてのプレスリリース
http://miau.jp/1207693923.phtml

>有害基準の問題

強烈に同意。これは前に書いたとおり。有害か無害かを国が選定した委員で決めてしまうことの問題は、あまりにも大きすぎる。検閲行為以外の何ものでもない。だいたい、こんなのに国民の理解が得られるわけがない。


>個人ウェブサイトなど非商業的運営者が対象になっている点

個人のページも対象なのか? ううむ。
例えば「キライな先生を不登校に追い込む3つのテクニック」とかを冗談半分で書いたとしても、有害情報指定されて削除するか、18歳以下がアクセスできないように対策を講じなければならなくなるんですね。ありえない。


>フィルタリングの技術上の問題点
>現時点でこれらの責務を果たせるのはごく一部の限られた親であり

すごくアナログな手法だけど、「PCはリビングに置く。ネットを見るときは親が一緒にリビングに居る」と、たったこれだけだけど、ウチでは強力なフィルタリングになってます。
一緒に見てなくていいんです。親が後ろにいるってだけで強力な抑止力になってます。


>知る権利の侵害
>サイト単位でまとめて規制されてしまう可能性が高く

ああ、これは非常に困りますね。有害サイト指定をうけるわけですね。自分の主義や主張に関係なく。ありえない。


>教育という視点の欠如
>何が危険かを教えていくことが大事

昔、エンピツ削り用に切り出しナイフの小さいやつを持ってるのは、そんなにレアケースではなかった気がします。かなり昔だけど。
で、やっぱり不器用だから、自分で指を切ったりするんですよね。それで、ナイフって便利だけど正しく使わないと痛い思いをするってのを学習するわけですよ。
多分、そういう経験をしてるヤツは、間違ってもナイフで人を刺そうとは思わないです。だって、指を切っただけで、あんなに痛いんだもん。

子供からナイフを取り上げるだけでは、なにも解決しませんよ。


>経済的な問題点
>PCメーカーにフィルタリングソフトのプレインストールを行うことを、努力義務として課しています

ちょっと阿呆すぎてコメントできません。自分のPCに余計なプリインストールソフトが入っているだけでイライラするのに、ありえないでしょ。


本当に、この人たちは何をしたいんだ?

2008年4月6日日曜日

何でも規制すればいいってもんじゃないでしょ

こういうのを青天の霹靂っていうんですかね? この国はいったいどこへ向かいたいんだろうか?

ネット規制を競う自民・民主・総務省
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/f9a907ff7686abe56706da31d1932c5a

日本の子供たちからインターネットが消える日
http://ofo.jp/blog1207249431.phtml

リアルメディアが青少年ネット規制法案のヤバさを報じない訳
http://ofo.jp/blog1207433498.phtml

ここいらのページを斜め読みすると、次のような背景が読み取れる(と思う)

・これまで、青少年を有害情報から守るためと謳う、市民から様々な権利を奪う力を持つ法案が、浮上しては消えるということが繰り返されてきた

・それはマスコミ(新聞、放送、出版などの業界)からの強い反発があったから。憲法に保障されている「表現の自由」を侵害しているとか、「検閲行為だ」という理由が主だったところ

・青少年を有害情報から守りたい人たちは、こんどはインターネットをその標的にしてきた

・インターネットなら、大した反対勢力も無いし、そもそもインターネットなどという、実体の無いいかがわしい空間は規制の対象にしても誰も文句を言うまい、という論理か?

・インターネットが陥落したら、本来のターゲットであるマスコミを総攻撃する

…と、いう事になるけど、間違ってる?


いろいろ言いたいは山ほどあるけど、順番にいってみようか。

・有害かどうかの判断は誰がどうするの? そもそも、それが正しい判断かどうかは誰が保証してくれるの? そのなんたら委員会の人間をだれが選定するの?
 → ぶっちゃけ、国権の思い通りになるじゃん。言論統制ですか? 戦時中ですか?

・だいたい未成年が使えないインターネット(the Internet って表記すべきなのかな、この場合)って意味がわかんないよ
 → 政治家さまは、インターネットがどんな歴史をたどって現在に至り、人間文明の発展にどれだけ大きな貢献をしてきたのか、全く理解が足りてないと断言する

・有害情報から隔離するなんて所詮無理だろ
 → 毎日まいにち、ニュースから流れてくるのは、殺人だ、強盗だ、やれ横領だって、そんなのばっかりだけど、これは有害情報じゃないんですか? ニュースの内容を規制しなくていいんですか? どこそこさんのお家でネコが3匹生まれました、ってニュースしか流したらいかんのじゃないの?

・そもそも、そういうのは親の仕事だ
 → これにつきるね。ウチの子にどんな情報を与えるかは、オレが決めるから、口出しせんでくれ

もっと決めなきゃいかんことは他に山ほどあるでしょうが?