2007年12月19日水曜日

「ダウンロード違法化」不可避に

ある日突然、あなたに一本の電話が入る。

「あなたに違法ダウンロード防止法違反で逮捕状が出ています。ただちに出頭して下さい」

こういう場面が現実化しようとしている。冗談ではない。

「ダウンロード違法化」不可避に
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/18/news065.html

文化審議会著作権分科会の「私的録音録画小委員会」で審議されていた、「違法サイトからのダウンロードの違法化」などについてパブリックコメント募集がかけられ、多くの反対意見が寄せられたという報道が記憶に新しいが、それを全く無視した結果となった。

違法にアップロードされたコンテンツかどうかをどう判断するのか、また、適法マークの枠組みから外れてしまったサイトは違法サイト化してしまうのか、など、すぐに制度破綻することが目に見えているのに、この強行突破は何なのだ?

どんな理由があって、権利者はそこまでにユーザーを犯罪人扱いしたいのだろうか?
「お客様は神様です」と言ったのは誰だったか。
自分の投げた釣り針に、自分の首をひっかけるような行為だと、なぜ気づかない?

自分は、全く納得できない。