石田晴久氏が死去 UNIX、インターネットの国内普及に尽力 - ITmedia News
卑しくもインターネットの端にぶら下がっている以上、村井純という名前ぐらいは聞いた事がある。が、正直なところインターネット関係で石田晴久という名前にピンとは来なかった。
だが、プログラマの端くれであれば、K&R 本の石田と言って思いつかないヤツはモグりだ。K&R 本とは何か? という点についてはググっていただくとして、かいつまんで話すと、生みの親である、カーニハン(Brian W. Kernighan)とリッチー(Dennis M. Ritchie)によって書かれた、プログラミング言語Cの解説書のことを指す。
当初はシステム記述言語(UNIXシステム)として開発されたが、現在ではアセンブラの代わりに使える高級言語として、主にメモリや CPU パワーに制限がある分野で活躍している。(もちろんそうでない場合もある)
今でこそ、書店の技術書コーナーに行けば、C言語の解説書が山のように並んでいるが、20年前には数えるほどしかなかった。その中で、言語設計者自ら書かれた解説書であるというウリは強力で、C言語を習得しなければなければならない技術者は、必ず一冊は買い求めて読み漁ったはずだ。このあたりが、K&R 本が「バイブル」と比喩される所以だ。
自分の手元にも20年前に買い求めたものが一冊あるが、ページの端は手垢で汚れている。教科書よろしく赤ペンでアンダーラインを入れたり、良く見るページにはポストイットが貼られ、それも擦り切れて外れてしまうほど何度も何度も読んだ。正に、プログラマにとっての「バイブル」である。
さて、遠回りしたが、その K&R 本の日本語訳を担当されたのが石田氏である。この本の重要性にいち早く気付き、日本語訳を担当されたその業績は賞賛に値する。この本で一人前になっていったプログラマは、決して少ない数ではないはずだ。
改めて経歴を拝見すると、日本のインターネット黎明期を支えた重要な人物であったようだ。こうした先人たちの汗の上に、自分たちの今があるのだとうことを忘れないようにしよう。そして、先人たちと同じように汗をかき、後進のものたちに行き先を示す事ができる人になるように努力しよう。
最後になったが、石田晴久氏のご冥福をお祈り申し上げる。
2009年3月10日火曜日
K&R石田晴久氏が死去
ラベル: プログラミング
2009年3月9日月曜日
青空文庫の6500作品をBitTorrentで配信
青空文庫の6500作品をBitTorrentで配信
BitTorrent といえば有名な P2P ソフトウエアだ。Winny などに代表される P2P ソフトは、ともすれば「違法ソフトウエア交換ソフト」と同一視されてがちだが、それが世間一般の認識だろう。
しかし、当然の事ながら P2P 技術自体は違法ではなく、違法行為に及んでいるユーザの方に問題がある。Winny の開発者は、Winny の開発が理由で逮捕されたのではなく、著作権を無視し、違法コピーを助長するような言動を行った事が違法だとされている。
P2P ソフトとしては新しい部類に入る BitTorrent だが、これまでのものが利用者の匿名性が強かった部分を改善し、誰がいつ何を発信したかが追跡できる仕様になっているという。
最近では、従来のクライアント・サーバモデルによる、ファイル配信の限界を突破するための技術という側面が注目されている。どんなにハイスペックで回線を増強しようとも、一気にアクセスが集中すれば、サーバは簡単にダウンする。複数のサーバに分散させることもできるが、アクセスが集中していなければ、単にリソースの無駄遣いとなる。
P2P によるファイル配信では、その制限が取り払われる。世界中の PC がノードとなり、それぞれがサーバでありクライアントである巨大な集合体へ変身する。事実、ディスク ISO イメージを BitTorrent で配信しているオープンソース OS も多数存在する。一部の者たちにとって、それは既に常識なのかもしれない。
合法なデータを、合理的に、すばやく配信する。便利な道具は正しく使ってこそ、真の価値を評価してもらえる。

BitTorrent といえば有名な P2P ソフトウエアだ。Winny などに代表される P2P ソフトは、ともすれば「違法ソフトウエア交換ソフト」と同一視されてがちだが、それが世間一般の認識だろう。
しかし、当然の事ながら P2P 技術自体は違法ではなく、違法行為に及んでいるユーザの方に問題がある。Winny の開発者は、Winny の開発が理由で逮捕されたのではなく、著作権を無視し、違法コピーを助長するような言動を行った事が違法だとされている。
P2P ソフトとしては新しい部類に入る BitTorrent だが、これまでのものが利用者の匿名性が強かった部分を改善し、誰がいつ何を発信したかが追跡できる仕様になっているという。
最近では、従来のクライアント・サーバモデルによる、ファイル配信の限界を突破するための技術という側面が注目されている。どんなにハイスペックで回線を増強しようとも、一気にアクセスが集中すれば、サーバは簡単にダウンする。複数のサーバに分散させることもできるが、アクセスが集中していなければ、単にリソースの無駄遣いとなる。
P2P によるファイル配信では、その制限が取り払われる。世界中の PC がノードとなり、それぞれがサーバでありクライアントである巨大な集合体へ変身する。事実、ディスク ISO イメージを BitTorrent で配信しているオープンソース OS も多数存在する。一部の者たちにとって、それは既に常識なのかもしれない。
合法なデータを、合理的に、すばやく配信する。便利な道具は正しく使ってこそ、真の価値を評価してもらえる。
ラベル: ネット
2009年2月7日土曜日
パブリックコメントなど、どうでも良いという事か?
厚労省、意見公募やりっ放し 早大院生の指摘で結果公表
度々感じるのだが、霞ヶ関のお役人たちは公務員であることをお忘れではないか? 公務員は公僕とも表現されることがある。というか「公務員=公僕」という式は常に成り立つものだと思っていたが、実際はそうではないらしい。
省庁管轄関係の利権団体を作り、定年を待たずに退職しそこへ就職、多額の退職金をせしめて別の利権団体へ、という道筋をいかに確保できるのかに血道を上げているらしい。もちろん、地道に真面目に公僕であることに専念している方もいらっしゃるだろう。が、しかし、霞ヶ関全体がそうではない事は自明だ。
「担当課は失念していたのかもしれないが、それをチェックする体制がなかったのも反省点」
失念で済まされるんだね。行政手続法とやらの違反になるらしいから、一般企業であればヘタすれば解雇ものの失態だよね。きちんと処分して欲しいよね。それとも、あれですか? パブコメごときでガタガタぬかすな的なスタンスですか? 国民をなめてもらっちゃ困るね。
仕事しないんだったらさ、さっさと辞めろよ。税金の無駄だ。
思い返せば、一昨年の文化庁のパブコメ募集の対応はきっちりしたものだったんだね。公開資料に、オレが提出したコメントがしっかりと載ってて、ああ、本当にチェックしてくれてるんだって少し驚いたことを思い出したよ。そして、その点に関してだけは、文化庁偉いと思う。
ラベル: 雑記
登録:
